中国語の漢字の声調を覚える方法について、少し値段は張るがこの本が役立つかもしれない。
ただ、最終的には漢字一つ一つの成り立ちを見なければいけないと書いてあるように、法則性は限定的かもしれない。
中国の思想である陰陽と関わりが深いようだ。
第一声は陰。陰(yīn)、凶(xiōng)。
第二声は陽。陽(yáng)、吉(jí)
第三声は総称、素朴。
第四声は強調、主張。
最初期はみな第三声、だから素朴な漢字が多い。その後、一部の第四声化がおこった。第一声、第二声はそのあと出てきた。
dで始まるピンインは第四声の傾向があり、tで始まるピンインは第二声が多い。
lieというピンインの漢字はほとんど第四声を持つ。ピンインにより偏りがある場合がある。
難しい漢字は、その部品になる漢字と同じ声調を持つことが多い。
肩(jiān)、腰(yāo)、膝(xī)など動かせる関節は第一声。肘(zhǒu)は違う。
体から排出されるものは第四声。血(xuè)、汗(hàn)、尿(niào)。